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MEDIA
2024年7月16日(火) 〜 10月31日(木)
今回の展示の作品はほとんどがニコラ・プッサンの風景画をモチーフに描いています。彼の作品を見ていると、自分の幼い頃に体験した、暗い部屋の窓から山の色の光が入ってきて部屋全体が薄っすら緑色になった光景を思い出します。なので彼の風景画をその山の光のように、もしくはカメラオブスクラによって壁に映し出された光としてみたて、その光をなぞるように描きました。カメラオブスクラとは暗い部屋の小さな穴から壁に外の光景が映し出される装置です。目が見える原理もその装置と同じで、光が眼底に映し出されています。描いている最中にそのことが頭の中をよぎり、だんだんと目の中の壁にその光を描いているように感じました。去年以下のようなステートメントを描きました。「狭い場所を出て広い所に行きたいと思っていましたが、身体が邪魔だと感じました。森の中を迷うにも、広い海の上で漂うにも身体が傷つくことを気にしてしまう。そんな思い通りにいかない体にうんざりしていたら『遠くに投げる』ことを思いつきました。体を遠くに投げたら広い平野に落ちて転がったり、広い海にポチャンと漂ったりするのではないだろうかと考えました。投げられた身体が徐々に塵になって、目という澄んだレンズだけが残って、光を収集し、収集したそれらが星となって消える前に絵という墓に納めています。」。今回の展示と制作はこの続きをしています。
白石 効栽
2024年4月11日(木) 〜 4月14日(日)
13:00〜20:00 (LASTDAY 18:00まで)
現代美術家・ナカミツキの展覧会を渋谷にて開催。
本展の新作では、身近な人の死を目の当たりにしたことをきっかに、デジタルから出力された作品に更にアナログでの肉筆を加えることで、作品の中に描かれる人物や身体的要素、喜怒哀楽による衝動と連動させ、身体性を追求をした表現を生み出している。 フラットに切り取られた一場面は、iPhone上の仮想キャンバスに何100枚ものレイヤーで構成されたデジタルデータで制作され、そのデータをリアルなキャンバスに出力した後、データは瞬時に削除される。この一連の流れを絵画手法として、自身の世界観とナラティブを新しい美術の視点として展開している。
2024年3月23日(土) 〜 7月13日(日)
人生は眠りで、愛は夢を見ること。もし誰かを愛したなら、人は生きたことになるのだ。」(作家 アルフレッド・シャルル・ド・ミュッセー)
人は夢を見るが、そこには人生の場面、愛する人、また自分自身が全く意識しない姿で新鮮に、また生き生きと現れる。それは今までの人生を構成してきた記憶や感情に基づいている。しかし、私達はすぐに見た夢を忘れてしまう。絵画は例えるなら夢、そこに忘却によって霞むことなく鮮やかにあり続ける夢のようなものかもしれない。
食事をするという「生」を共有する場面で、絵の人物、シーンを見つめることで、意識の底に眠った感情や、愛する人を想起することが
「In Your Dream」、鑑賞者の記憶の新たな一部になるよう作品に思いを込めた。
辰巳 寧々
2023年3月5日(日)〜3月12日(日)
現代美術家・ナカミツキの展覧会を六本木 SPACE A9にて開催。
本展の新作では、身近な人の死を目の当たりにしたことをきっかに、デジタルから出力された作品に更にアナログでの肉筆を加えることで、作品の中に描かれる人物や身体的要素、喜怒哀楽による衝動と連動させ、身体性を追求をした表現を生み出している。 フラットに切り取られた一場面は、iPhone上の仮想キャンバスに何100枚ものレイヤーで構成されたデジタルデータで制作され、そのデータをリアルなキャンバスに出力した後、データは瞬時に削除される。この一連の流れを絵画手法として、自身の世界観とナラティブを新しい美術の視点として展開している。
2022年10月1日(土)〜11月14日(月)
現代美術家・ナカミツキの展覧会を2022年10月1日(土)から11月14日(月)まで渋谷ヒカリエ ショーウィンドウにて開催。
この度、若者の街 渋谷にて自身もZ世代であるナカミツキが渋谷ヒカリエのショーウィンドウを彩ります。
ヒカリをイメージした色トロどりの最新式のセロファンやミラーを使い、訪れた人たちもヒカリと調和する体験や音楽をモチーフとした勢い溢れる大作品を渋谷駅直結のヒカリエにて、街行く人とアートを繋げる、新しい視点や価値を生む新たなナカミツキ作品の世界にぜひ足をお運びください。